メメシーブログ

女々しく生きて何が悪い

グレタトゥーンベリと国境を越えた若者たちの抗議活動

ベトナムで建設が予定されているブンアン2石炭火力発電事業

1800億円の融資を受け日韓のメガバンクが共同で融資をする

ことで建設が進められています。

 

しかし若者たちが国境を越えて抗議活動を開始しました。

 

www.huffingtonpost.jp

 

グレタ・トゥーンベリさんら若者が、三菱商事などに

動画投稿やSNSを活用して抗議しました。

 

主に日本、韓国、ベトナムの若者が集結して関連企業や三菱商事

によるブンアン2事業石炭火力発電所からの撤退を直訴しています。

 

国境を越えた若者たちと企業と対立です。

 

これから世界を変えるのは国家や企業ではなく

グレタさんのように国境を越えた活動家であり有志です。

 

国家や民族と言う集合体の垣根を越えて一つ集結した若者たち。

 

人は国境を越えてつながることができたいうことを証明できたのです。

 

個人と個人はつながることができるのです。

 

企業や国家を絶対化した中高年のおじさんたたいからしたら

グレタさんや若者の活動は一見無謀に思えるかもしれません。

 

日本企業は儲かりますがその恩恵が一般の日本人に行き渡ることは

ありません。

 

でもその恩恵を受けるのは韓国と日本企業の一部のお偉いさんと

その周りの人達だけです。

 

発電所ベトナム人に恩恵を与えるのではと言う意見もありますが、

 

現地ベトナムの若者が抗議をしているということは

ベトナムの大衆におそらく恩恵が行き渡らないのでしょう。

 


しかし世間で歌われている国家のため~、国益のためという

スローガン、その魂胆は大企業が得をしたいからです。

 こうしたインフラ建設は現地に何の利益をもたらさないことが

多々あります。

 

少なくともグレタさん、その周りに集いし若者たちは

国家のため国益のためという音頭に洗脳されることはないでしょう。

 

一国の国家プロジェクトに対する抗議活動に参加する

諸国の若者たちの行動を見ているともはや時代は

個人と個人がつながりです。

 

ユニセフ事務局長のヘンリエッタ・フォアは、次のように述べています。
国と国の対立ではなく、今、世界中に起きていることは
市民と国の対立です。

 

ちなみに反日という概念もまた国家が作り出したものです。

中国政府が国民の不満が政府に行き届かないように作り上げたものです。

日本の愛国もまた同様です。

国や企業に対する不満から逸脱するかのようにメディアで

日本人を礼賛する報道を連日しています。

 

反日嫌韓や反中などの排外主義的概念は

国家が自国民をコントロールし易いように

メディアや企業と結託して作り上げた産物なのです。

 

グレタさんに集う国家を超えた若者の抗議活動

に批判を述べているのはおそらく

現代のファシズム主義者達でしょう。

 

いいますが、国家国益愛国に傾いたものはファシズムに走ります。

 

ファシズムに走った先に何が待っているかは皆さんも

ご存知でしょう。

 

しかし、今回はあの頃と違います、

個人と個人は国の垣根を越えて容易につながることができました。

 

グレタさんの抗議活動が成功すれば、

多くの人が国家の洗脳から解放されるでしょう。

そうなると諸国の政府はますます国民を統率、

コントロールすることができなくなるでしょう。